マクラギヤスデの幼体(上)と成体(下)を並べて撮影した写真です。節の数を数えてみるとその数が異なることがわかります。
マクラギヤスデが何やら話しています...(画像がマンガになっています読んでみてください!)
多足類には4種類の変態様式が知られます。模式図でまとめてみました。
変態とは、動物が正常に成長するなかで姿かたちを変えることをいいます。例えばカエルがオタマジャクシから成長するのも変態です。
変態は、成長に応じて変わる環境に適応したり、繁殖に適した形態を手に入れたりする上で、利点があります。
多足類をはじめ、節足動物は脱皮して変態します。多足類には4種類の変態が知られます。そのうち3種類の変態では足や胴体が増えます。
脱皮のたびに足が増えていく。私なら、足を動かすだけで、頭がパンクしてしまうでしょう。しかし彼らは脱皮の後も変わらず、スムーズな足運びで歩くことができます。なんとも不思議な現象だと思いませんか?
ナミコムカデ属の一種
アフリカオオヤスデ