活発に動き回っています。あるときは落ち葉の隙間に出たり入ったりして周っています。落ち着ける場所を探しているのかもしれません。
落ち葉に脱がれた脱皮殻と向き合っています。
この写真は落ち葉をひっくり返して見つかったナミコムカデ属の一種を撮影したものです。このあと、落ち葉と土の隙間に走っていき、隠れてしまいました。
この写真は飼育下で脱皮直後の姿を捉えた写真です。脱皮後、しばらくの間は脱皮殻の近くで落ち着いているようでした。
名前
ナミコムカデの一種(Hanseniella sp.)。
体長
成体で最大8mm程度。
確認できた分布範囲
北海道から沖縄まで、日本列島各地。
生息環境
土壌中の隙間や朽木の中など、主にじめじめとしていて、たくさん間隙のある場所に生息している。
食性
雑食性で、腐った植物遺体や節足動物の死骸を食べる。
特徴
ムカデという名前がつくが、実はムカデとは異なるグループの生き物。お尻側に1対の出糸突起(しゅっしとっき)というものを持っていて糸を出すことができる。この糸は外敵から逃げる際に使われ、逃げながら糸を出すことで追ってくる外敵を絡ませたり、通路を塞いだりすることができる。
中身が見える
多足類の変態