フナ

Carassius sp.

PHOTOGRAPH

 特徴

 体高が高い。止水域から河川まで広く分布する。写真のフナはギンブナなのかゲンゴロウブナなのかイマイチ同定できない為、フナ属spとしている。学生天国ではおそらくゲンゴロウブナとギンブナどちらも展示している…。 ギンブナは他のコイ科の精子を用いて単為生殖することが知られている。ゲンゴロウブナはヘラブナとして釣りの対象になっている。

 分布

 日本を含むユーラシア大陸に広く分布する。ゲンゴロウブナは移入で関東に分布する。

 食性

 雑食性。藻類から昆虫類まで幅広く食べる。ゲンゴロウブナはプランクトン食が極めて強い。

 味

 普通。ザ川魚の味。臭みを感じることが多い。琵琶湖周辺では鮒ずしという発酵食品が作られている。鮒ずしは独特の風味を持ち、癖のある日本酒に合う味をしている。

参考文献