アユ
Plecoglossus altivelis
特徴
口が真一文字。スーパーに並ぶ個体と比べて野生個体は唇の片側だけがめくれ上がっていることが多い。これは片側だけで石についた藻類を食むからである。婚姻色が出るといわゆる錆鮎になり、赤と黒のカラーリングになる。とてもかっこいい。
分布
日本全国に広く分布する。また、放流もなされている。
食性
石に付着した藻類をこそぎ落として食べる。夏の川ではアユの食みあとが見られる。
味
大変美味。他の日淡とは一線を画する味がする。肝も美味い。キュウリウオ科独特の香りを持つが、これもまた良い。塩焼きはビールとよく合う。